カラスの勘違い
日曜日に今年初めての中島公園への犬の散歩に出かけました。
散歩するときに、私は犬のフン取り用のビニールやティッシュ、手袋などを入れる黒い布製の袋を持ち歩いています。
冬の中島公園は、雪があり、人が歩ける道が轍(わだち)のようになっていて人とすれ違うのは大変です。足元も雪が積もっているところと下が踏み固められ、ツルツルですべるところがあります。ですので、夏に比べ足元に注意することが多くなります。
一周約20分くらいの菖蒲池の周りの散歩を終え、無事転ばずにパークホテルそばの中島公園の出口を出て、しばらく歩道を歩いたとき急に何羽ものカラスがカーカー鳴き出しました。時間は朝の7時45分くらいです。
もともと中島公園近辺は、マンションが多く、若い人たちの住むマンションのゴミステーションはカラスに狙われ、ゴミが散らかっていることが多いので、その時もどうせ、数少ない餌をめぐってのカラスの奪い合いかと思いました。
でも、良く見回すとカラスは地上にはいません。電線や電柱の上からどうも道路のある一点を見つめながら鳴いています。
私自身そのとき、ふと自分の手を見たのですが、手に今まで持っていた黒い袋がありません。犬を引くためのリールだけを持っていたのです。こりゃどこかに落としたかと急いで中島公園に戻ろうとしました。
しばらく歩道をあるいて公園前の横断歩道まできたとき、そこに私の黒い布の袋が落ちていました。そう、ちょうど死んだカラスのように雪の上に落ちていました。
そうです、カラスは私の落とした黒い袋を仲間が死んだものと勘違いしたようでした。
というのも私が自分の袋を取り上げて車を停めてある川沿いの道に行く途中、3羽のカラスが私たちを追いかけてきたのです。一つの電柱まで歩みを進めると、後ろからカラスが一つ先の電柱に止まり鳴き声をあげる。また進むと、今度は私の頭すれすれに飛んできて前の電柱に止まる。
たまたま近くのマンションから出てきた女性もそのカラスの執拗な粘着に驚いているようでした。
私は、しょうがないのでカラスに向かって自分の袋を見せるようにして、「これはからすじゃなくて、俺の袋だから」と説明しながら足早に車に向かいました。幸い100mくらい進んだところで道を左折したら、カラスは追ってこなくなりました。ほっとしました。
そういえば、家の近所でも死んだカラスが道路にいた時、何十羽のカラスがカーカー大きな声で鳴いていたのを思い出しました。カラスとは仲間や家族意識が強いのですね。
それでも、何もなくて良かったです。もし、後ろから鋭い口ばしで突付かれていたら新年早々災難でした。皆さんもカラスの勘違いにはご用心下さい。あっ、人間の勘違いも恐いので、そちらもご用心下さい。
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